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終活における10項目

①亡くなるまでにやりたいことのリスト作成:

 人生の中で達成したいことや経験をリストアップし、時間が許す限りそれを実現するための計画を立てます。

②財産に関する一覧表の作成:

 所有する財産や資産(不動産、銀行口座、投資など)を一覧表にまとめて、将来の相続や遺産分割の際に利用するための資料を整理します。

③友人関係の整理とリストづくり:

 友人や知人との関係を整理し、大切な人々との繋がりを保持するためにリストを作成します。連絡先や関係性を整理するのが目的です。

④老後資金の検討:

 将来の老後の生活に必要な資金を見積もり、年金や貯蓄、投資などを考慮して、安定した老後生活を送るための計画を立てます。

⑤断捨離:

 不要な物や過去の思い出に固執している物品を整理し、心地よい環境を作るために必要なものだけを残すプロセスです。

⑥医療と介護の方針に関する意思表明:

 万が一の場合に備えて、医療治療や介護に関する自分の意向や価値観を文書化し、家族や医療関係者と共有することで希望に沿ったケアを受けるための指針を示します。

⑦遺言書の作成:

 財産や遺産、遺したいものに関する意向を明確にし、法的に有効な遺言書を作成することで、亡くなった後の財産分配や遺志を守る手段です。

⑧相続税対策を検討する:

 相続税の影響を最小限に抑えるために、適切な節税策を検討し、専門家の助言を得ながら相続税の負担を軽減する方法を探ります。

⑨死後事務委任契約の検討:

 亡くなった後の手続きや事務処理を信頼できる人に委任する契約を検討し、円滑な手続きを確保する方法を検討します。

⑩任意後見契約や家族信託契約の締結の検討:

 万が一に備えて、自分や家族の利益を保護するために、任意後見契約や家族信託契約を検討し、専門家のアドバイスを受けながら最適な方法を選びます。