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相続税評価の減額となる土地

セットバック、都市計画道路予定地、高圧線下の土地に伴う相続税評価の減額について

  • 「セットバック」

 セットバックは、敷地と接している道路の幅が4m以下の場合に、建築基準法により道路の中央から2mまで建築が制限されるものです。

 相続税の土地の評価では、セットバックにかかっている部分については通常7割の減額が適用されます。

 道路沿いの建替えが進むと、道路の幅が4m以上となり、セットバックの影響が軽減される可能性があります。

  • 「都市計画道路予定地」

 都市計画道路予定地は、主要道路の拡幅予定地に指定された土地で、建築制限があるため一定の減額が認められます。

 土地全体のうち対象となる部分の割合に応じて、評価が減額されます。

  • 「高圧線下の土地」

 高圧線下の土地は、鉄骨又は鉄筋建築で電線から一定の距離離れなければならない制限があります。

 建築制限を受ける部分については、相続税の評価額が通常30%減額されます。

 最近では、電磁波などの健康問題が取りざたされ、土地の価値に対する影響が議論されています。

 

注意点

 これらの評価減が相続税申告書に反映されているかどうかを確認することが重要です。

 特に、土地の評価減が適用されるかどうかを確認するために、専門家や経験豊富な税理士に相談することが推奨されます。

 相続税の評価は、土地の制約や制限事項によって大きく影響を受けるため、正確な評価が重要です。