新築マンションの固定資産税を知るには、建物が完成する前に購入申し込みをするケースが一般的であり、その時点では評価額が明確ではない。
しかし、所有者として毎年支払う税金であるため、購入者は気になるだろう。
モデルルームの担当者に尋ねて、同じ条件のマンションの事例から税額の目安を得ることができる。
新築マンションの建物の固定資産税評価額は、基本的には新築時を上限にして、経年によって下がっていく。
同じ価格帯の中古マンションの方が固定資産税は安くなる場合もある。
中古マンションの固定資産税額は、「再建築価格×経年減点補正率」で算出され、3年に一度の評価替えが行われるため、明確な税額を試算するのは簡単ではない。
不動産仲介会社を通じて売主に確認するのが一般的。
中古マンションの売買時には、引き渡しの日によって買主も固定資産税を負担する。
売買契約では、負担の割合や支払いの方法が取り決められる。
大規模修繕を行った中古マンションは、翌年の固定資産税が減額される特例措置がある。
対象となるマンションには一定の要件があり、長寿命化工事を行った場合に適用される。
固定資産税の納付は毎年1月1日時点の所有者に課税される。
滞納した場合は延滞金が発生し、最終的には不動産が競売にかけられる可能性もあるため、納税は重要である。
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