中古住宅の査定に関するポイント

　中古住宅の査定に関するポイントを箇条書きにまとめます：

• 築年数:

　一般的に築20年で建物価値がなくなるとされる。

　長期優良住宅の普及により、耐久性の高い建物が増え、査定時に建物の評価が重視される。

• 地域:

　敷地が広く低層の住宅地は評価が高い傾向にあり、閑静な環境や周辺施設の有無が評価に影響する。

　地域ごとに学区や周辺施設の差があり、評価に影響する。

• 中心地までの距離:

中心地までの距離が近いほど資産価値が高くなるが、価格とのバランスを考慮する必要がある。

• 最寄駅までの距離:

　駅から近いほど評価が高くなるが、バス便の運行頻度も考慮する必要がある。

• 日照・通風:

　南側に日照を遮る建物があると評価が下がり、周囲の建物の立て込み具合が重要。

• 土地形状:

　整形の評価が高く、不整形ほど低くなる。

　路地状敷地はマイナス評価となるが、価格が安くなるメリットもある。

• 素材:

　リフォームする際に使用する素材によって将来の資産価値に影響がある。

• 住宅機能:

　耐震性や断熱性などの性能が高い建物は評価が高くなる。

　リフォーム時に建物のチェックを念入りに行うことが重要。

• メンテナンス:

　入居後のメンテナンスが良好な物件は査定価格が上乗せされることがあり、資産価値が維持されやすい。