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珪藻土と漆喰の壁材の違い

珪藻土と漆喰の壁材の違いです。

 

珪藻土の特徴:

  • 原料は珪藻の遺骸が形成した土。
  • 耐火性が高く、有毒物質を発生しにくい。
  • 調湿力や消臭効果があり、漆喰よりも高い効果が期待できる。
  • 壁材としては粉末状であり、泥や化学繊維と混ぜて使用される。

漆喰の特徴:

  • 主原料は消石灰(水酸化カルシウム)。
  • 耐火性が高く、有毒物質を発生しにくい。
  • 調湿力や消臭効果があり、自然素材としての特性を持つ。
  • 塗布後に硬化する性質を持つ。

珪藻土のメリット:

  • 高い調湿力と消臭効果。
  • 耐火性が高く、安全性が高い。
  • 塗り方によってさまざまな仕上がりが可能。

珪藻土のデメリット:

  • カビが生えることがある。
  • 壁材がボロボロ落ちやすく、掃除が大変。

漆喰のメリット:

  • 調湿効果や消臭効果がある。
  • 自然素材を使用しており、安全性が高い。
  • 塗布後に硬化し、耐久性がある。

漆喰のデメリット:

  • ひび割れが起きやすいことがある。

仕上がりの違い:

  • 珪藻土はゴツゴツとした無骨な風合いが特徴的。
  • 漆喰はつるりとした光沢を出す仕上げがしやすいが、塗り方によってはゴツゴツした風合いも可能。

掃除や補修の仕方:

  • 珪藻土は水拭きをすると壁材が崩れるため、ハタキやホウキでホコリを落とす。
  • 漆喰も水拭きは避け、優しい方法でホコリを落とす。
  • 補修は素材の特性を考慮し、目の細かなサンドペーパーや同じ素材で行うことが望ましい。