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 境界は「筆界」と「所有権界」に大別

 境界とは土地や公共用地との境目を意味し、境界標が設置されている

 コンクリート製の境界標が一般的である

 

 境界は「筆界」と「所有権界」に大別され、それぞれ異なる意味を持つ

筆界:

 明治時代の地租改正によって確定され、登記された土地の境界

所有権界:

 土地の所有者同士の所有権の範囲を示す線

 

 筆界は公法上の境界であり、所有権界は私法上の境界と呼ばれる

 原則として筆界と所有権界は一致するべきだが、異なる場合もあり、それが土地所有者間のトラブルの原因になる可能性がある

 境界確定は民有地と公共用地の境界を明確にする手続きである

 専門家の間では、裁判官が土地の境界を法的に確定させることを境界確定と呼ぶ

 所有者間での境界確認や合意は「筆界確認」と呼ばれる