実家を相続して売却するまでの流れ

　実家を相続して売却するまでの流れと、売却時の注意点についてです。

 

ステップ1:

　必要な情報を収集する

　全相続人の戸籍謄本や被相続人の戸籍謄本など、相続に関連する書類を集めます。

　これらの書類は相続手続きや相続税申告の際に必要となりますので、きちんと整理しておきましょう。

 

ステップ2:

　相続登記を行なう

　相続登記は相続人が実家の名義を変更するための手続きです。

　相続登記が完了すると、実家の所有者が相続人に変わります。

　相続登記の義務化についても説明されていますが、忘れずに手続きを行いましょう。

 

ステップ3:

　不動産会社に査定を依頼する

　査定を依頼する際には、複数の不動産会社に依頼して比較することが大切です。

　査定額に大きな開きがある場合は、その理由を確認しましょう。

 

ステップ4:

　媒介契約を締結し売却活動を行なう

　媒介契約を締結する際には、契約内容や手数料などをよく確認しましょう。

　売却活動中は常に最新の情報を把握し、売却プロセスを進めていきます。

 

ステップ5:

　売買契約を締結し物件を引き渡す

　売買契約を締結する際には、契約内容や引き渡し日などをしっかりと確認しましょう。

　売買契約が成立した後も、売却代金の決済や引き渡し手続きを丁寧に行います。

 

注意点1:

　ほかの相続人の同意を得ておく

　実家を相続した場合、ほかの相続人との意思疎通が重要です。

　特に売却に関しては、全ての相続人の同意を得ることが望ましいでしょう。

 

注意点2:

　遺された家財をあらかじめ処分しておく

　家財の処分は時間がかかることがありますので、相続直後から進めておくことが重要です。

　家族と共に家財を確認し、処分の計画を立てましょう。

 

注意点3:

　そのまま売却か更地にして売却かを検討する

　実家の建物の状態によっては、そのまま売却するか解体して更地にしてから売却するかを検討する必要があります。

　解体には費用がかかりますので、計画的に進めましょう。

　以上が、実家を相続して売却する際のステップや注意点についての補足情報です。

　これらを参考にして、スムーズな売却プロセスを進めていきましょう。