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法定代理人と任意代理人の違い

法定代理人と任意代理人の違い

 

 法定代理人:

 定義:法律によって代理権を持つ人。本人の意思とは関係なく代理権が発生する。

例:

  • 親権者(未成年の父母)
  • 未成年後見人
  • 成年後見人、代理権が付与された保佐人、補助人

任意代理人:

 定義:本人の意思に基づいて代理権が発生する。資格が必要なく、家族や友人でもなれる。

例:

  • 弁護士(相続トラブルの場合)
  • 司法書士(登記手続き)
  • 行政書士(書類作成、相談)
  • 税理士(相続税に関する相談)

依頼する代理人の選択

 

弁護士:

 適しているケース:

 トラブルが予測される場合

 裁判所での手続きが必要な場合

特徴:

 相続手続き全般を行えるオールラウンダー

 トラブル時に頼りになる

 

司法書士:

 適しているケース:

 不動産登記が主な手続きの場合

 相続人同士で争いがない場合

特徴:

 登記の専門家

 争いがない場合はスムーズな手続きが期待できる

 

行政書士:

適しているケース:

 書類作成が主な手続きの場合

 相談が気軽にできる場合

特徴:

 書類作成のエキスパート

 相続人の調査も可能

 

税理士:

適しているケース:

 相続税に関する相談や申告が必要な場合

特徴:

 相続税に関する専門家

 相続税の申告が可能

 

注意点

 手続きの内容により代理人の選択が異なる:弁護士、司法書士、行政書士、税理士の選択は手続きの内容によって異なる。

弁護士の報酬が高額:

 弁護士には高額な報酬がかかるため、争いがなくスムーズな場合は他の専門家に依頼することも検討するべき。

相続専門家の存在:

 相続専門の税理士や弁護士も存在し、トータルでサポート可能。

 代理人の選択は手続きの内容や事情により異なります。

 トラブルが予測される場合や裁判所手続きが必要な場合は、弁護士の選択が適しています。

 一方で、スムーズな手続きが期待される場合は司法書士や行政書士が効果的です。

 相続専門の税理士や弁護士も相談に応じてくれるため、相談を通じて最適な代理人を選ぶことが重要です。