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既存不適格建築物

既存不適格建築物

 

  1. 定義: 現存する建築物で、建築時点では合法であったが、その後の法令改正により、現行法令においては不適格な部分があるもの。
  2. 具体的な例:
    • 耐震基準の変更により、1981年以前に建てられた建物は、新耐震基準に適合しない場合がある。
    • 用途地域や建ぺい率の変更により、法令に適合しなくなった物件。
  3. 管理と注意点:
    • 保安上の危険性や衛生上の有害性がない限り、利用を続けることは可能。
    • 著しい保安上の危険や有害性がある場合、特定行政庁が是正命令を出す可能性あり。
    • 老朽化や不衛生などの問題が生じる可能性があるため、定期的な点検が必要。

違反建築物

  1. 定義: 建築当初から法令に適合していないか、増改築時に法令に違反した建築物。
  2. :
    • 建築確認申請後に許可なく計画変更を行った物件。
    • 無許可で法令に反する増築を行った物件。
  3. 是正措置と法的罰則:
    • 特定行政庁が是正命令を出す権限あり。
    • 是正に従わない場合、建築基準法に基づき懲役や罰金の可能性がある。
    • 融資の難しさや売却のハードルが高い。
  4. 不動産取引への影響:
    • 通常、融資審査が通りにくく、売却も難しいとされる。
    • 特定の条件を満たす場合、解体・是正してから取引が可能。

注意点

 

  • 不動産に関する法的問題は複雑で、専門家のアドバイスが重要。
  • 特に建物の安全性や法令適合性に関する点検は、将来のトラブルを回避するために重要。