実家の相続に関して、「相談したことがあるか」という質問に対し、60%以上の人が「ある」と回答しています。
相談先としては、親が最も多く、次いで兄弟姉妹、配偶者が続きます。
相談先のランキング:
- 親
- 兄弟姉妹
- 配偶者
- 親・兄弟姉妹以外の親戚
- 士業(弁護士・税理士など)
相談の理由としては、「自分の意向を伝えておきたい」という意見が最も多く、親や兄弟に相続放棄についてあらかじめ伝え、心づもりをしてもらいたいという考えが伺えます。
また、両親が高齢になってきたことや、万が一の事態に備えるために相談するケースも多いようです。
相談した理由のランキング:
- 自分の意向を伝えておきたい
- 両親が高齢になってきた
- もしもの時に備えておきたい
- 家族・親族が亡くなった
- 一人では決められない
一方、相続について相談していない人の理由としては、「まだ早い」と感じている人が多いです。
親が健在で元気なうちは、相続について話し合うのが難しいと感じることが多く、また、家族の仲が悪く相談しづらいケースもあります。
相談していない理由のランキング:
- まだ早い
- 必要ない
- 話題を出すのが気まずい
- 家族と不仲・疎遠
- 話し合いが面倒
この調査から分かるのは、多くの人が相続について家族と事前に話し合い、自分の意思を伝えておきたいと考えている一方で、話題にしづらいと感じている人も少なくないということです。
相続放棄を選択する際には、家族とのコミュニケーションが重要であり、早いうちに相談して理解を得ることが、後悔を避けるためにも重要だとされています。
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