おとり物件について、説明します。
おとり物件は、物件情報が掲載されているものの、実際には取引できない物件のことで、主に以下の理由で存在します:
・物件情報の更新漏れ:
成約済みの物件が情報更新されずに掲載され続けるケース。
・集客目的のダミー物件:
実際には存在しない物件情報を掲載し、来店者を誘導する場合。
おとり物件は違法であり、宅地建物取引業法や景品表示法に抵触します。
見分けるためには以下のポイントに注意することが大切です:
- 家賃相場と比較:
不自然に安い場合は注意。
- 物件情報の詳細:
住所や物件名の記載が不十分な場合は疑う。
- 掲載期間:
好条件にも関わらず掲載が長すぎる場合は注意。
- 取引態様:
取引態様が「貸主」や「代理」であれば、おとり物件の可能性は低い。
- 複数サイトの掲載:
複数のサイトに掲載されている場合は安心。
おとり物件に引っかからないためには、信頼できる不動産会社を調べたり、直接問い合わせをしたり、複数の不動産会社に確認するのが有効です。
内見の際に現地での待ち合わせを希望し、対応を確認することも対策の一つです。
もしおとり物件に遭遇した場合は、情報審査活動を行っている不動産情報サイトや業界団体に報告するのも手です。
コメントをお書きください