コンビニによる土地活用

　コンビニによる土地活用は、立地条件や土地の特性に応じて有効な方法ですが、それぞれの方式にはメリットとデメリットがあるので、慎重に検討する必要があります。

• リースバック方式

・メリット

　オーナーが建物を建設するため、最初に高額な投資が必要になりますが、契約後の収益は安定していることが多い。

　経営者が建物の管理や修繕を担当するため、オーナーの負担が軽減される。

・デメリット

　初期投資が大きい。

　中途解約のリスクがあり、賃料収入が安定しない場合もある。

• 事業用定期借地方式

・メリット

　初期投資が不要で、土地を借りるだけで済むため、資金の負担が少ない。

　長期間の契約が可能で、安定的な収入が期待できる。

・デメリット

　土地を借りるだけなので、建物の管理や修繕の責任が発生することもある。

　収益は業者の経営状況に左右されるため、安定性に欠けることもある。

　どちらの方式も地域の需要や土地の特性に応じて選択することが重要です。

　また、契約条件やリスクについても十分に理解しておくことが、成功する土地活用には欠かせません。