一括査定を断るには

　一括査定を断るには

 

1. 不動産会社が断られることに慣れている理由

• 複数社への査定依頼が当たり前になっている

　一括査定サイトの普及により、複数社に査定依頼をするのが一般的になっています。

　不動産会社もこれを理解しており、断られることは珍しくありません。

• 断られる割合のほうが多い

　全体的に見て、断られる割合のほうが高いのが現状です。

　成約率が低いため、単一の案件に執着しないのが一般的です。

• 査定だけが目的の場合も多い

　売却の意向がない単なる査定依頼も多く、売却につながるケースは少数です。

　不動産会社はこれも承知しており、断られても問題にしません。

 

2. 査定を断る方法

　メールでの断り方

　売却を考え直したい場合

• 感謝の気持ちを伝える。
• 売却を考え直す旨を伝える。
• 売却検討時に再度相談する意向を示す。

　他社で依頼したい場合

• 感謝の気持ちを伝える。
• 他社での依頼を決定した旨を伝える。
• 今後の営業は控えてほしい旨を伝える。
• 他の機会での相談の意向を示す。

電話での断り方

　基本的なポイント

• 短時間で済ませる。
• 確定事項であることを伝える。
• 感謝とお詫びの気持ちを伝える。
• 理由を正直に説明する。
• しつこい場合は断りを入れて切る。

例文

「先日は査定をしていただき、ありがとうございました。

　今回はお断りさせていただきます。

　ご期待に沿えず申し訳ありません。今後、何かありましたら相談いたします。」

 

しつこい不動産会社への対処法

• 確定事項であることをはっきり伝える。
• 落ち着いて対応し、交渉の余地がないことを明確にする。
• あまりにしつこい場合は、「時間がないので失礼します」と伝えて切電する。

　これで、各ポイントが明確に整理されました。状況に応じて、適切な方法で対応できると良いですね。