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不動産サイトを活用して理想の物件を見つけるためのコツ

 不動産サイトを活用して理想の物件を見つけるためのコツ

 

 不動産を購入・賃貸する際には、ネット上の不動産サイトを活用するのが今や常識です。

 多くの物件を効率よく比較検討するには、サイトの種類と使い方を理解し、ポイントを押さえて検索することが大切です。

1.まずは「予算の上限」を決める

 物件を探し始める前に、予算の上限を明確にしておくことは非常に重要です。

 購入であれば住宅ローンの返済額や諸経費を考慮し、賃貸であれば家賃に加えて管理費・共益費・敷金礼金などの初期費用も視野に入れましょう。

 無理な予算設定は後々の生活に影響しますので、「この金額までなら問題ない」という現実的な上限を先に決めておきましょう。

 

2.通勤・通学の利便性をチェックする

 次に確認すべきは、交通アクセスです。最寄り駅やバス停までの距離、そこからの所要時間、路線の本数や混雑具合などを調べましょう。

 住んでから「こんなに通勤が不便だとは思わなかった」ということがないよう、実際に通う学校や職場までの所要時間を調べ、ストレスの少ない通勤経路を確保できる物件を選ぶことが大切です。

 

3.「譲れないこだわり条件」を3つまでに絞る

 理想の物件に出会うには、こだわりの条件を明確にしておくと便利です。

 たとえば「オートロック付き」「宅配ボックスあり」「南向き」「角部屋」など、条件を決めて検索することで時間の無駄が省けます。

 ただし、条件を増やしすぎると該当する物件が極端に減ってしまうため、「絶対に譲れない条件は3つまで」に絞るのがコツです。

 

不動産サイトのQ&A

 
Q1:ポータルサイトとは?

 複数の不動産会社が扱っている物件情報を集約した検索サイトです

 SUUMO、HOME’S、アットホームなどが代表的で、物件数が非常に多いのが特徴ですが、同じ物件が重複して掲載されることもあります。


Q2:REINS(レインズ)とは?
 

 国土交通大臣が指定した「不動産流通機構」が運営する、不動産会社専用の情報ネットワークです。

 個人は利用できませんが、会員不動産会社が使うことで物件情報がスムーズに流通します。


Q3:不動産ジャパンとは?
 

 公益財団法人が運営する一般向けの物件情報サイトで、レインズに登録された不動産会社の情報を元に構成されているため、個人でも広範な物件情報を一元的に検索できます。

 

まとめ

 物件探しは人生の中でも大きな決断のひとつ。

 不動産サイトを上手に活用すれば、情報収集から比較、検討までを効率よく進められます。

 予算・利便性・条件をしっかり見極め、今回紹介した各種サイトを目的に応じて組み合わせて使うことで、きっと理想の住まいが見つかるはずです。