更正登記(こうせいとうき)とは、登記簿に記載された内容に間違い(錯誤や記載漏れ)があった場合に、その誤りを訂正する登記のことです。
これは、物件の現状が変化したのではなく、もともとの登記内容自体が誤っていたというケースに行います。
🔷 更正登記とは
登記内容に「錯誤(間違い)」や「遺漏(抜け落ち)」があるときに、その内容を正しい状態に直す登記です。
不動産登記において「本来あるべき正確な内容」に直すことが目的です。
🔷 更正登記が必要となる典型例
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ケース |
内容 |
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登記官の記載ミス |
正しい申請をしたのに、法務局側が 入力ミスした場合(→職権で修正される) |
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申請時の当事者ミス |
本来、夫婦共有で登記すべきなのに 夫単独名義で申請した場合 |
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地積の誤り |
実測面積と登記上の地積が異なっていた場合 (→地積更正登記) |
🔷 地積更正登記とは?
土地の面積(地積)が、登記簿と実際の測量結果で異なっているときに行う訂正の登記。
実際の土地の形状や面積は変わっていないが、「元から登記簿の記載が間違っていた」ときに使います。
調査士による現地の境界確定測量と隣接地所有者の立会いが必要な場合もあります。
🔷 更正登記と変更登記の違い
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項目 |
更正登記 |
変更登記 |
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内容 |
登記内容の誤りを訂正する |
現実に起きた変更を登記する |
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原因 |
人為的な誤記や記載漏れなど |
境界変更・面積変更など 現状の変化 |
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原因日付の記載 |
なし |
あり(変更日を記載) |
🔷 登録免許税(例)
原則:1件につき1,000円
登記官のミスで職権訂正される場合は無料
🔷 よくある更正登記の対象
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登記項目 |
誤りの例 |
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所有者の氏名・住所 |
誤字、旧住所での登記など |
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土地の地積 |
昔の測量ミスで実測と異なる |
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持分割合 |
共有名義の記載ミスなど |
まとめ:
更正登記は、現実の変化ではなく「記録ミスを直す登記」です。
とくに地積の誤記が原因の場合は、調査士に依頼して境界確定→地積更正登記申請という流れになります。

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