たまには「振り返りの時間」を持ってみよう
〜60歳からの人生の棚卸し〜
60歳を過ぎると、ふとしたときに「ここまで、いろんなことがあったな」と感じること、ありませんか?
仕事、家庭、親との関係、子育て、友人、趣味。楽しかったこともあれば、悩んだこともある。
でも、忙しさに流されて「振り返る時間」って、意外と持ってないものです。
でも実はこの“振り返り”、これからの人生をもっと自分らしく、豊かにするヒントがたくさん詰まっているんです。
- 振り返ること=後悔じゃない
「振り返る」と聞くと、「あの時こうしておけばよかった…」と、どうしても“後悔モード”に入ってしまう方もいます。
でもここでの振り返りは、“反省会”じゃありません。
むしろ、「自分はよく頑張ってきたな」と、これまでの歩みをあらためて認めてあげる時間にしてほしいのです。
苦労したことも、誰かにうまく伝えられなかった想いも、そこにちゃんと自分なりの意味があった。そう思えると、不思議と前向きな気持ちになっていきます。
- どんなことを振り返る?
たとえば、こんなテーマで考えてみてはいかがでしょう。
l 今までで一番嬉しかった瞬間は?
l 人生の分かれ道になった出来事は?
l 後から「やってよかった」と思えたことは?
l 感謝したい人、まだ伝えていない言葉は?
こうして振り返ることで、「自分はどう生きてきたのか」だけでなく、「これから何を大事にして生きたいのか」が見えてきます。
- 「書き出すと、心が整理される」
おすすめは、ノートや手帳に書き出してみること。
いわゆる「ライフレビュー」や「自分史」のような大げさなものでなくて大丈夫。
箇条書きでも、日記風でも、自分の気持ちが出やすいやり方でOKです。
不思議なことに、頭の中だけで考えていたときよりも、紙に書いてみるとスッと整理されてくるものです。
ちょっと勇気がいる作業かもしれませんが、書いているうちに、思わぬ発見があるかもしれませんよ。
- 「振り返りは、これからの生き方のヒントになる」
振り返って見えてくるのは、「今の自分」が何を大事にしているか、という価値観です。
そしてそれは、これからの人生の“道しるべ”になります。
あのときは無理していたな。じゃあこれからは少しペースを落としてみよう。
家族のことで悩んだけど、今は感謝しかない。
じゃあ今のうちに伝えてみよう。
そんな風に、過去の経験が「これからの選択」にやさしく寄り添ってくれるのです。
- 60歳からの人生は、まだまだ「今から」が主役です。
でも、そのスタートを切るには、いったん過去に目を向けてみるのも悪くないと思いませんか?
週末の午後に、コーヒーでも飲みながら、自分の人生をゆっくり振り返ってみる。
そんな時間を、ぜひ大切にしてみてください。

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