「実家、放っていませんか?」空き家問題に今からできること
今回はちょっと社会的なテーマ、「空き家問題への対応」についてお話ししてみたいと思います。
「実家、誰も住んでいないけど、そのままにしてる」
「親が施設に入って、家が空いたけど、まだ手をつけていない」
「田舎の家、今さら住む予定もないけど、どうしよう…」
こうした声、実は60代・60代の方からよく聞かれます。
- 空き家問題は「そのうち」が一番キケン
空き家問題は、もはや個人の問題ではなく、社会問題としても大きくなってきています。
総務省のデータでは、日本の空き家は全国で約860万戸。
その多くが「相続後に放置された実家」や「管理が難しくなった住宅」なんです。
放置された空き家は
l 雨漏りやシロアリ被害で老朽化
l ご近所とのトラブル(草木の越境、不法投棄)
l 不審者の侵入や火災リスク
l 固定資産税の負担だけが残る
しかも「倒壊の危険がある」と判断されれば、行政からの命令や罰金(特定空き家指定)が出されることもあります。
- 「住まないけど放っておけない」その気持ちに応える選択肢
空き家を持っている方の多くが、「いつかは片付けないと」「でも、手放すのも忍びない」という気持ちを抱えています。
でも、対策を後回しにしていると、選択肢はどんどん減ってしまうのです。
そこで、今のうちに考えておきたい選択肢がこちら:
① 売却する
一番シンプルな方法。
リフォームや更地化をすれば、買い手がつくことも。
空き家バンクや自治体のマッチング制度を活用するとスムーズです。
② 賃貸に出す
DIY型賃貸や定期借家契約など、手間をかけずに貸し出す方法も増えています。
空き家活用の専門業者に相談してみるのも手です。
③ 解体して更地にする
建物の維持管理が難しいなら、更地にしておく選択もあり。
ただし、固定資産税が6倍になるケースもあるので注意。
④ 自治体の補助金制度を使って活用
一部の自治体では、空き家改修や片付け費用に補助金が出る制度があります。
「今は使わないけど将来に備えて整備しておく」という方におすすめです。
「家族で話しておくことが第一歩」
空き家の問題は、いずれ相続に直結する話でもあります。
「まだ元気なうちに整理しておく」ことは、家族の将来の安心にもつながります。
l 誰が相続するか
l 今後誰が管理・費用を負担するか
l 思い出の品の扱いをどうするか
遺言や家族信託などを活用して、「揉めない準備」をしておくことも大切です。
「空き家の片付け」は、心の整理でもある
いざ片付けとなると、物の多さに圧倒される方も多いです。

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