「最期まで“自分らしく”生きるとはどういうことか?」について考えてみたいと思います。
60歳を過ぎると、なんとなく「老い」や「人生の終わり」が現実味を帯びてきますよね。
でもそれは、ただ年を重ねていくことではなく、“これからの人生を自分の意思でデザインしていく”大切な時間でもあります。
- 「自分らしく」とは、どういうこと?
一言で「自分らしく」と言っても、その意味は人それぞれです。
l 自然の多い場所で静かに暮らす
l 趣味に没頭する自由な時間を持つ
l 子や孫の成長を見守りながら生きる
l 人の役に立つことをしたい
l ひとりで気ままに過ごすのが心地よい
l
「こうでなければいけない」ではなく、「これが私にとって心地よい」が大切。
それを見つけて、守っていくことが“自分らしく生きる”ということだと思います。
- 「老い」も「最期」も、“自分の生き方の延長線上”で
介護、病気、家族との別れ、そして自分自身の終末
避けられないテーマだけれど、できるだけ自分らしく、納得のいく形で迎えたい。
たとえばこんなことができると、心が軽くなるかもしれません。
l 延命治療や介護の希望を伝えておく(エンディングノート)
l 財産や相続の考えを整理しておく(遺言や信託など)
l 住まい・看取り・お葬式の希望を家族に伝えておく
l 大切な人に、感謝の気持ちを言葉で残す
準備をしておくことで、「その時」が来ても、家族も自分も慌てず、自分らしく過ごすことができます。
「迷惑をかけたくない」だけではなく、「想いを残したい」
多くの方が「子どもに迷惑をかけたくない」と言います。
でも、子どもたちはそれ以上に「親の気持ちがわからない」ことに戸惑います。
l 本当はどうしたかったのか
l どこで過ごしたかったのか
l 誰に何を託したかったのか
l それを“自分の言葉”で、ちゃんと伝えておく。
それこそが、自分らしく生ききるための“最後のコミュニケーション”になるのではないでしょうか。
- これからを「どう生きたいか」を考える時間に
「どう終えたいか」ではなく、「どう生きたいか」。
自分らしく生きるとは、最期の瞬間まで“今の自分”を肯定することでもあります。
人に遠慮しすぎず
社会の価値観に縛られず
残りの時間を丁寧に味わいながら
笑ったり、泣いたり、怒ったりできる日常を
「最後まで自分で決めたい」「誰かのためでなく、自分のために生きたい」
それは、わがままでも、自己中心でもなく、“自立した人生の選択”なんです。
まとめ:「自分らしさ」は最期まで守っていい
人生の幕をどう閉じるか。
それは、誰かに決められるものではなく、あなた自身が選ぶことができます。
年齢を重ねるほど、できることが減るように見えるかもしれません。
でもその分、「本当に大切なもの」だけが見えてくる。
そして、それを大切にできるのが、これからの時間なんだと思います。
「最期まで、自分らしく生きた」と思えるように。
今この瞬間から、“自分にとって心地よい生き方”を意識してみませんか?

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