「幸せって何だろう?」60代から見つめ直す“幸福感”のかたち
今回は少し静かなテーマ、「幸福感とは何かを見つめ直す」についてお話ししてみたいと思います。
人生も折り返しを過ぎ、仕事や子育てが一段落してくると、ふとこう思う瞬間があります。
「自分にとっての“幸せ”って、何だったんだろう?」
「これからの人生で、何を大切にしていきたいんだろう?」
若い頃に追いかけていた“幸せのイメージ”が、今の自分にはしっくりこなくなっていることもありますよね。
だからこそ、あらためて「幸福感」について見つめ直してみることが、人生の後半を豊かにするヒントになるのです。
幸せ=成功?お金?それとも…
世間ではよく「幸せ=成功」や「幸せ=お金」と語られることがあります。
確かに、収入や地位が上がることで、生活は便利になります。
でも、それが「心の満足」とは限らないと感じたこと、ありませんか?
たとえば
l たった一言「ありがとう」と言われた日
l 夕暮れの風景にほっとした瞬間
l 孫の小さな手にふれたとき
そうした“何げない瞬間”に、「ああ、自分は今しあわせかもしれないな」と感じることって、ありませんか?
- 幸福感は「比較」ではなく「納得」
幸福感とは、“他人と比べてどれだけ得をしているか”ではなく、“自分が自分の人生に納得しているかどうか”という感覚だと、私は思います。
l 誰かより多く持っている
l 誰かよりうまくいっている
それよりも、
l 今の暮らしが自分にちょうどいい
l 大切な人たちと穏やかに過ごせている
l 過去の自分を「よくがんばったね」と認められる
そんな“自分軸の幸せ”が、心の深いところにある幸福感につながっていくのではないでしょうか。
- 幸せを見つけるための3つの問い
では、今の自分にとっての「幸せ」を見つけるには、どうすればいいのでしょうか?
おすすめなのが、次の3つの問いかけです。
① 今の暮らしの中で、「ほっとする瞬間」はどんなとき?
→ 幸せは、特別なことではなく“日常の中”に隠れているものです。
② どんな時間が、自分にとって「満たされている」と感じられる?
→何かに没頭している時間、人と話している時間、一人で静かにいる時間。
自分だけの“満足のかたち”を知ることが大切です。
③ 10年前の自分に、「今の自分はどう映るか」?
→ 少し離れた視点から見ることで、「実は、いま幸せなんだ」と気づけることもあります。
- 「幸せを感じる力」は、鍛えられる
実は、幸福感というのは“感じる力”です。
いくら豊かでも、それを「ありがたい」と感じなければ、幸せとは思えない。
でも逆に、ちいさな幸せを見つける力があれば、どんな状況でも心は豊かに保てます。
l 朝の光に感謝する
l 花の香りに気づく
l 誰かの笑顔に心を動かされる
こうした“心の感度”を育てていくことが、これからの人生をやさしく支えてくれるんですね。
まとめ:「あなたにとっての幸せ」を、これからつくっていく
60歳を過ぎた今だからこそ、「自分の幸せは、自分で選び直していい」と思うのです。
若い頃の価値観に縛られず、周りの評価からも少し自由になって、「今の自分が、本当に心地よいと感じる生き方」を探してみる。
それこそが、“第二の人生”をもっと豊かに、満たされたものにしてくれるはずです。

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