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不動産業界のの隠語

不動産業界のの隠語

 

① 未公開物件(本当は公開済)

意味未公開物件とは「まだ市場に出ていない」と宣伝する物件のことですが、実際にはレインズやポータルサイトに既に掲載されているケースがあります。

「未公開感」を演出することで顧客の関心を高める営業テクニックです。

実例ある戸建てを「当社だけの未公開」と案内したが、実際はレインズ登録済。来店した客は特別感から即決。

会話例S(営業):

「この物件、まだ一般公開していません」

B(客):「じゃあ早く決めた方が良いですね」

(実際は既に他社からも案内可能)

 

ポイント

  • 実際の広告状況を確認
  • 誇大広告や虚偽表示は景品表示法違反の可能性
  • 本当の未公開は短期間で勝負

② 名義飛ばし

意味名義飛ばしとは、物件を短期間で別名義に移し、転売を繰り返す手法。

節税や融資枠確保の目的で使われるが、多くの場合違法性が高い。

実例投資用マンションを親族名義で購入

→短期間で第三者に売却

→利益計上を分散。

税務調査で問題となり追徴課税。

会話例B(投資家)

「今回は親の名義で買います」

S(営業):

「短期転売だと税務上問題になる可能性がありますよ」

 

ポイント

  • 税務・法務リスクが高い
  • 金融機関・登記情報で履歴が残る
  • 実務では避けるべき手法

③ 契約先行

意味融資確定や条件調整が終わる前に、先に売買契約を締結すること。

「契約してしまえば心理的に後戻りしにくい」効果を狙う。

実例買主がローン事前審査前に契約。

後に融資否決で契約解除、手付金返還でトラブルに。

会話例S(営業):

「まずは契約して枠を押さえましょう」

B(客):

「ローンがまだ通っていませんが…」

S:「大丈夫です、過去の例では問題ありません」(結果、融資不可)

 

ポイント

  • 宅建業法上は契約可能だがリスク大
  • 融資特約を必ず付ける
  • 顧客への説明不足はトラブルに直結

④ 引渡しズラし

意味契約は済ませるが、引渡し日を意図的にずらして有利にする手法。

税制・資金繰り・相手方の事情を利用することがあります。

実例売主が翌年度の譲渡所得税軽減措置を受けるため、引渡しを3か月先延ばし。買主は早く住みたいが、価格を50万円下げる条件で合意。

会話例O(売主):

「引渡しを来年4月にしてほしい」

B(買主):

「それだと入居が遅れます」

S(営業):

「その代わり価格を下げてもらいましょう」

 

ポイント

  • 税制や補助金スケジュールを理解
  • 双方の利益を調整して合意
  • 契約書に明確に日程を記載